栄養士が活躍できる場所は病院や学校、社員食堂などとある程度限られてきますが、需要が無いわけではありません。
どこに勤務するにしてもサービスを提供する対象は変わってきますが、サービスの内容自体は変わることがありません。

栄養士の最終目標は、食を通してサービス利用者に健康になってもらうというものです。
栄養士の仕事は単に給食を作るだけというわけではなく、栄養の大切さ、食事と健康の関係などを指導することも必要になってきます。

学校栄養職員

学校に勤務することになる栄養士は、正式には学校栄養職員といいます。
学校栄養職員の仕事は大きく分けて2種類で、1つ目は給食のメニューを考え、場合によっては実際に調理をする仕事、そして2つ目は子供たちに栄養と健康について指導をするという仕事です。

栄養バランスが考えられた食事を生徒達に提供することも勿論重要ですが、美味しく食べられるということもしっかりと考慮してメニューを考える必要があります。
また栄養指導については、実際に子供達に対して講義をすることもありますが、お便りを作成して、親御さんに読んでいただくという仕事もあります。

子供達から直接給食の感想をいただくこともしばしばあったり、長い年月仕事をすると、子供の成長を間近に見ることができるため、そういった点も学校栄養職員の仕事の面白さであると言えるでしょう。

学校栄養職員の実務は?

実務としては、朝に出勤して朝礼をする、10時頃までは書類の整理などの事務作業を、そこから昼食の時間までは実際に調理の作業を確認する時間となります。
午後になると調理場を清潔に保つために掃除をし、それが終わると次のメニューを考えるというように、多忙を極めることになります。
また、学校栄養職員も他の先生方と一緒に職員会議に出なければならないこともありますので、それがある日は忙しさに更に拍車がかかります。

また、仕入れの仕事も忘れてはなりません。
何をどのくらい仕入れるのかについて計算することは勿論ですが、それだけでなく決済についても仕事となりますので、ある程度事務処理の能力も必要になってきます。

学校での栄養士の仕事はやりがいのある仕事となることは間違いありませんが、しかしながら、非常勤講師として仕事をする場合には、問題点もあります。

それは夏休みや冬休み、春休みといった長期休暇の最中は仕事が全くなくなってしまうという点です。
収入も不安定なものになってしまいますので、その点は少し考慮しなければなりません。

朝から仕事をして、残業もほぼ無く、夕方には帰宅できるというメリットもありますが、その裏にはそういったデメリットもありますので、仕事先を選ぶ際にはその点も充分に考慮するようにしましょう。