小学校や中学校に給食が配達されたり、学校に調理室がありそこで給食を受け取るようなところに通っていた皆さんには馴染みのある職場です。
必要な資格としては、公務員栄養士というものの取得が公立学校の場合にあります。ですので、学校にいたり給食センターにいる栄養士は公務員ですし、「学校栄養職員」という役職となります。この採用は各都道府県ごとで行っており、公務員試験を受けて合格しなければなりませんが、待遇も公務員扱いとなるため人気の職種となっています。

また、もうひとつ資格がありそれが「栄養教諭」と呼ばれるものです。栄養教諭は、栄養士の資格以外に栄養教諭の免許を持っている必要があり、教員として給食の管理や、学校教育に食育という形で関わることとなります。
簡単に栄養教諭の資格の取得方法を説明すると、栄養士の資格を取った後にさらに特定の科目や講座を受講したものにたいして取得権利が与えられるものとなっています。

さて当然のことですが、その時期の子どもは一番身体的にも成長する時期なので食事もより一層大切なものだと言えます。特に、学校に給食室があり、そこで調理に携わっているような栄養士は、直に子どもたちと接するわけですから、その子たちのことを考えて給食を作ることはやりがいのあるものでしょう。

では、具体的にどんなことをしているのかということですが、これもやはり皆さんなじみのあるものだと思います。それは、毎月の給食のメニューを作るというものです。毎月一人1枚ずつ配布されるところが多いと思いますし、そうでなくとも教室のどこかに必ず張ってあるものですから多くの人が目にしたことがあるのではないでしょうか。

学校で働く栄養士が考える献立で特殊な点は、前述したように成長期の子供に合わせた献立作りをしなければならないことです。勿論栄養士本人も考えなければならないのですが、求められる職務として家族や地域との連携をとる必要があります。そのために、毎月の献立表を家庭に配布したりします。それは、その献立を見て他の栄養素で何が足りないのかということを気付かせることが目的に行われており、そういう意味では、家庭の食事習慣に関してもアドバイスをしていくというのが学校で働く栄養士をしている人の特殊な点です。

そして、もう一点考えなければならないのが、各地域ごとに合わせた特産品や郷土料理を使った献立です。
食文化の伝達も給食は兼ね備えているというわけです。勿論、季節ごとに郷土料理はあるものですし、時期によっては違う地域の料理を提供することをしているところもあるようです。
栄養士の役目は健康についての知識を広めることにもありますから、給食の時間も子どもたちは知らず知らずのうちに勉強するような献立作りを心がけていくことが大切です。

また、時には直接学校教育の一環として栄養士が子どもたちに食事について指導することもあるので、子供と触れ合う機会もあり、子供好きな栄養士にはまさにうってつけの職場でしょう。