大企業をはじめとした民間企業が社員用の食堂を持つことは当たり前ですが、栄養士の勤務先としても社員食堂を選ぶ人もいます。
業務内容は、ごく普通のものでメニュー作りや社員の健康を守るための栄養面でのサポートです。

社員食堂に限らず栄養士が基本的に行っている業務の中には献立作成以外にも、食事指導や盛り付けといったものがありますが、社員食堂に特に求められるものとして見栄えやおいしさといったものがあります。
少し疑問に思う方もいるかもしれませんが、社員食堂というのは時にビジネスの交渉の場になったり、懇意にしている企業とのミーティングに用いられたりもします。

つまり、企業によってはそのイメージも左右されかねないほど重要なポジションに社員食堂をおいているところもあるのです。
それだけに、優秀な調理師や栄養士を採用しているところも多く、一流企業になってくると有名なレストランのシェフをヘッドハンティングしてくるなんてこともあるようですから、その大切さが伺えるのではないでしょうか。

また近年、健康志向の高まりから社員食堂もより一層特徴的でヘルシーなものにしようと力を入れている企業も出てきており、一見おしゃれなカフェやレストランに見えるような内装や野菜中心の料理を提供したり、栄養のバランスを社員たちが自分で考えるように決まりを決めたうえでビュッフェ形式をとった社員食堂などがあります。

いずれにせよ、交渉の場であったり社員の憩いの場としての活用があるために、栄養だけではなく料理自体のできにも拘っていく必要があります。そういった意味では、自分自身もビジネスマンとして会社に貢献していると言えますので、栄養士にとっては少し特殊な環境なのかもしれませんね。