他のページでは、栄養士の活動やその種類と合わせて各栄養士関連の資格をどのように取得するかも少しご紹介してきましたが、このページではもう少し詳しく取得について説明します。

管理栄養士

そもそも栄養士とは、栄養士法という法律が戦後間もない1947年に制定されてからできたいわゆる名称独占資格です。
勿論、それ以前にも栄養の知識に詳しい人は存在していましたし、現在でいう栄養士に近いような職業もそれを養成する施設もあったようですが、国家としてそれを認められたのが上記年代ということになります。

法律で制定されたことによってその認知度や資格自体の信頼度を得た栄養士という資格ですが、当然のことながら取得についても一定の基準や科目が定められています。
では、具体的にはどのような仕組みになっているのでしょう。

管理栄養士になるには

まず、「栄養士」を目指す場合に絶対に必要なことは、国(厚生労働省)によって指定されている栄養士養成施設に通う必要があります。
詳しくは後述しますが、「管理栄養士」の資格取得も目指す場合には、同じく定められている管理栄養士養成施設に通う必要がありますが、勿論こちらでも栄養士の資格は取得可能です。
この栄養士養成施設ですが、一般的には栄養士学校という方が馴染みがあるかもしれません。
ここを卒業さえすれば基本的に栄養士になることができます。

栄養士学校の制度として最も多いのが2年制の専門学校及び短期大学で、3年制の学校や4年制の大学もありますが、その数は多くないです。
というのも、法律に定められた資格取得にかかる最低年数が2年のため基本的には2年で卒業し資格を取得する方が時間も学費も節約できるためです。

しかし、2年制の学校の中には卒業後に、さらに専門的な知識を身につけるために専攻科を設けているところも多く、また3年制や4年制の学校の場合には管理栄養士の資格をとれるような配慮がなされている場合も多く、一概に2年制が絶対的に良いというわけではありません。

もし、栄養士の資格を取得した後に管理栄養士も目指すことやそのほかの専門的な栄養士を目指すことを考える人であればそのこともきちんと踏まえて学校選びをすることが重要でしょう。
注意すべき点として挙げられる一つに女子学校が非常に多く男性にとっては選べる学校そのものが少ないという点があります。

学校自体は全国に200を超える数が存在していますので、男性でもある程度選ぶことは可能ですが、済んでいる地域によっては遠くの学校に入学せざるを得ない場合などもあります。
とはいえ現在は共学化が進んでいる最中なので近い将来にはそのような煩わしい問題は解決されるものでしょう。

もう一点注意しなければならないのが、栄養士の資格をとるために必修とされている科目が実験や実習のものが多いという点です。
このために、栄養士養成施設には夜間部や通信制による資格の取得が認められていません。
また、栄養士の資格は必ず栄養士学校を卒業する必要があり、独学での取得は不可能なために、すでに働いている方がこの資格を取ろうと思ったら一度退職して昼間に学校に通う必要があるというのも知っておかなければならないでしょう。

yasai_tomato>>栄養士に向いている人
どういった方が栄養士として向いているのでしょうか。

yasai_kyuri>>働きながらでも資格は取れる?
栄養士の資格を働きながら取る場合は通信教育や夜間の学校に行くという手段があります。

yasai_tomato>>養成学校について
栄養士の資格取得を目指して、養成学校に通う。