栄養士の需要

一般的に栄養士よりも管理栄養士の方が、試験が難しいという特徴を持っていますが、以前は管理栄養士になることも比較的簡単だったこともあり、現在は飽和状態にあるという問題も起きてきています。
管理栄養士の資格試験は、看護師よりも難しく、そして司法書士などに比べると簡単であるという微妙な難易度です。
それにも関わらず飽和状態にあって需要が少ないという現状がありますので、試験に臨む人は減少傾向にあるようです。

しかし、需要が全く無いというわけでもありません。
栄養士や管理栄養士を希望する人は女性が多いという特徴を持っており、女性ばかりの職場となると、結婚や出産を機に仕事を辞めるという方も多いのが現状です。
そこに上手に滑り込むことができるかどうかによっても、栄養士としての成功が左右されてしまいます。

正社員よりもパートの需要が多い?

正社員としての需要よりもパートとしての需要が多いことも忘れてはなりません。
人を雇用する際、正社員として雇用をしてしまうと、人件費がかかり過ぎてしまうため、できればパートで募集をかけたいというのが企業の本音なのです。
栄養士として活躍ができるというわけではなく、実際のところは調理するスタッフとして雇用があると思った方が良いでしょう。

それでも健康を管理するような栄養士の本来の仕事をしたいという方にお勧めなのは、やはり病院や介護施設などでの仕事です。
病院ならば患者さんの治療方針に沿ったメニューを出せる能力が必要となりますので、どの程度の栄養が必要かなどを綿密に計画しなければならず、そのため仕事にやりがいを感じられるケースが多いのです。
これは病院だけでなく介護施設についても同様です。

この他の働き口として考えられるのは、企業の社員食堂での仕事や学校給食を作るという仕事が挙げられますが、いずれも栄養計算は確かに必要ですが、どちらかと言えば調理するという仕事がメインになってしまいがちですので、仕事にやりがいを感じられないケースがしばしばあるようです。

栄養士や管理栄養士は既に飽和状態にあるため、そのスキルが生かせる仕事を探すことはなかなか困難ではありますが、それでも全く仕事が無いというわけではありません。

高齢化が進んでいる世の中ですので、介護施設はこれから先益々増えていくことが予想されますので、その分栄養士や管理栄養士が必要になってくるということが予想できます。
また健康への関心も徐々に高まってきていますので、栄養士としての知識を生かして、スポーツ関連施設などで栄養指導をするという仕事もこれから先多くなってくることが予想されます。

栄養士だけでは不安だという方は、それプラス他の資格を取ってみることも良いでしょう。
例えば介護士と栄養士のダブルライセンスを持っていれば、介護施設などで活躍することも可能です。