栄養士の資格を取るためには栄養士養成施設を卒業しなければなりません。
現在は全国に200を超える数が開校されており、自分の住んでいる地域にもある程度あることから、通うのが大変だということはあまりに問題にならないでしょう。ただし、今後さらに取得を目指したい資格がある場合にはそれに見合った特色を持つ学校もあるので慎重に選びたいものです。
では、具体的にどのようなことをそこで学ぶのかということを説明します。

種類

まず、「栄養士になるためには」のページで紹介したとおり、一口に栄養士養成学校といってもいくつか種類があります。
大きな違いは、学ぶ期間の違いですがこれも上記ページで紹介したとおり、資格取得には最低2年と定められておりそれより短い期間の学校は勿論存在していないために、指定された学校であれば卒業さえすればどこでも同じように資格を取得することができます。
ですから、ここでは最初に2年制の専門学校または短期大学を例にとって説明します。

必修科目

栄養士になるために通う栄養士養成施設において共通している必修科目が定められています。
この科目は大きく分けて3つの分野に分かれており、列挙すると
・専門基礎分野
・専門分野
・校外実習
と決められています。この科目は全国どこの学校に行っても受けることとなります。
専門基礎分野では、名称の通り栄養士に必要な知識のうち最も基礎的なものを学ぶ科目となっています。

社会福祉論や公衆衛生学などの社会制度についてのものから生理学といった人という生物についての知識を深めるもの、それと食品に対する知識を得る科目などが設定されています。
専門分野においては、専門基礎分野において得た知識をさらに深めるための科目が設定されています。
ここで、栄養士として基礎分野で習った知識をどう生かしていくのかについて学ぶわけです。

さらに、校外実習も必修科目に設定されており、具体的には病院、福祉施設、給食センターなどの栄養士が働いている場所に実際に赴き、そこで5日間の実習が資格取得に対しての必須条件となっています。
勿論これ以外にも、各学校ごとに特色があるような科目が開講されていたり、栄養士として必要な知識・技能をより深く学ぶための科目もあるために、2年以上の期間をその学校で学ぶことになればより深く専門性を追求することもできます。

目指す資格

そして、栄養士資格を取得した後にさらにスキルアップを目指すことを前提に考えている方は、その一つの手段として3年制や4年制の学校に入学し、あらかじめその知識や技能を身につけておくということもできます。
もし、国家資格である「管理栄養士」の資格も目指すのであれば、卒業後に実務経験をまた2年積むか、最初からそちらの資格を狙っていたということであるならば、4年制の管理栄養士養成施設を受験してみるのが近道だと考えます。

学費

そのほかに知りたい情報として学費があるでしょう。
栄養士養成施設は国公立の学校もあれば、私立のものもあるので一概にこれくらいというのを示すことはできません。しかし、傾向として国公立のほうが安く、私立の方が費用がかかってしまうことは常識としてご存じでしょう。
あくまで目安ですが、一般的な私立の大学や専門学校と同じく初年度で100万円を超すというところが私立の相場だと言えます。そして、国公立も多少の差異がありますが、やはり一般的な大学と同じく、こちらも初年度で60万円前後と言うところが多いです。

ただし、これは学費だけで学校によっては実習に使う材料費や調理器具などの購入を義務付けられているところもありますので、プラスアルファで考えておく必要があるでしょう。
とはいえ、一概に学費が安ければ安いほど良いと考えるのではなく、様々な条件や自分自身が感じたことなどを元にして慎重に学校選びしなければなりません。