昨今のペットブームはまだまだ衰えを知りません。
ちょっと外を歩いてみればしばしば犬を散歩させる人を見かけますね。
特に最近では、犬といってもその種類は様々で大型犬を何匹も一緒に散歩させている方もいれば、服を着せたり毛並みを可愛く切りそろえたような愛らしい小型犬を連れた方もいます。

ペットとの関わりが増える5c7661a2c07a66fed2bd19177d1c20b3_s

少し郊外にいってみれば、ドッグランなどのペットのための施設が増えたことや、ペット同伴可能の喫茶店などができていることもご存じではないでしょうか。また、たくさんの猫や小型犬をカフェに放して動物と触れ合うことを目的としたアニマルカフェなども最近は有名になっています。

それだけでなく、自宅内で小動物や鳥類を飼う人も多く、非常に多様化したペット社会が存在しているようです。その種類はまさに様々で、一昔前まで定番だったセキセイインコやハムスターといったものだけでなく、爬虫類や一風変わった動物をペットにしている方も増えています。

それに呼応するように、ペット専門のサロンや玩具や運動のための小物をそろえた専門店をはじめとしたペットに関する施設が増えています。そして、その施設で働くための専門的な資格や職業が増えており、一定の需要を果たしています。
そのような専門的資格のひとつに「ペット管理栄養士」という資格があります。
kirakira01yel>>ペット管理栄養士とは?

ペット管理栄養士になるには

この資格は言葉の通りペットに必要な栄養の知識とその普及が主な目的にあるもので、その点においては一般的な栄養士と仕事内容が異なるわけではありません。
しかし、もちろん人間とペットでは大きさも違いますし、生態も違うためペット管理栄養士に求められる知識は大きく異なっています。
そのため、他の栄養士関連資格とは取得方法や制度が違います。

まず、一般的な栄養士が入る必要のある栄養士養成施設や管理栄養士養成施設ではなく、大学や短期大学において獣医学や畜産学・農芸化学のいずれかを修了するか、日本ペット栄養学会が主催している「ペット栄養管理士養成講習会」の全ての課程を受講する必要があります。
そのうえで、同学会が行っているペット栄養管理士認定試験に合格した後に日本ペット栄養学会に登録し名簿に登録されることによって「ペット管理栄養士」と認められることとなります。

この資格は、国に定められたものでも国家資格でもない民間の資格ですが、現在ペットの栄養についての知識が認められて得られる資格はこれのみのために、広く需要があると言えます。
ただし、資格を取得したからと言ってこれ以上勉強しなくてもいいということではなく、様々な動物の生態について常に勉強していくことが必要ですし、少し変わった動物に関しても対応できるような知識や経験が求められます。

主な就職口としては、ペットフードを製造・販売している企業の商品開発部が挙げられますが、まだそこまで資格保有者が多くないために、発想次第では大きな可能性を秘めた資格と言えるのではないでしょうか。