働きながら栄養士になれる?

栄養士の資格について

栄養士の資格は国家資格であり、栄養士の資格を取得することで病院や学校の給食センター、福祉施設など多くの場で活躍できます。試験は1年に1回実施されており、平成31年度の試験では合格率が60.4%。

栄養士の資格を取得するためには、高校を卒業していることが最低条件です。そして、栄養士の人材を養成する専門機関からあらかじめ定められた単位を取得することで受験資格が得られます。とりわけ、年齢制限はありませんので社会人になってからでも栄養士を目指す人は沢山います。

働きながらの資格を目指せる?

結論からいうと、働きながら栄養士の資格を目指すことはできません。

理由は、栄養士養成施設に通信制度や夜間部の学校が認可されていないためです。また、栄養士養成施設では受験資格に必須となる実習や実験に多くの単位が設定されており、そのほとんどが必修となっています。学外実習もあるため、時間の融通が効きづらく夜間部の設立も難しくなっています。

ですから、通信制は開講が事実上不可能となり、働きながら栄養士の資格取得までのハードルが高くなります。

社会人から栄養士になるメリット・デメリット

現在、社会人が栄養士の資格取得を目指す場合、業務に支障がでないような職に転職することや、現時点での貯金をつかって養成校へ通う必要があります。また、一般的にいわれる「脱サラ」を視野に入れる人もいるでしょう。学校によっては奨学金制度を整えているところもありますので、一度調べてみることをおすすめします。

栄養士の資格は国家資格であり社会的にも信頼されているため、資格の取得後、栄養士として働くことはもちろん毎日の生活で専門知識を活かすことはメリットになります。現在は、食事の重要性を認識している人は少なく、時間に追われて栄養バランスの偏った食生活をしている人も沢山います。その点、栄養についての知識を自分自身の生活にも応用できます。

しかしながら、栄養士になるまではどうしても時間がかかります。栄養士を養成している専門機関に在学しているときは、収入面で生活が苦しくなるかもしれません。アルバイトのように収入を確保できる環境を作る必要があります。また、全体的に給料が低い点はデメリットの1つ。業務内容と給料を比較して不満を感じてしまう場合もあるかもしれません。

夢や目標は自身の捉え方次第でプラスにもマイナスにもできます。栄養士の資格取得を自身の将来への投資だと考え、資格取得に至るまでの計画をできる限り明確にしていきましょう。

資格は、現代社会において必ず何かの役に立ちます。また、勉強していく過程で自分自身を高めることにも繋がりますので、栄養士の資格取得に前向きにチャレンジすることをおすすめします。